Compositor: Chung-ho Sai
はなびらをそっとしまうようにゆうなぎはくる
ごごのはんぶんをぬらしたあめのそのあとに
あざやかにあかくきみのほほをそめたほおずき
にぎわうとおりでぼくがはじめてこいにおちたいろ
なつはそのうつくしいちからで
おさないぼくたちをえいえんにした
こいのそのうつくしいいしくみは
いっしゅんのゆめのゆめかみさまといたとき
いくつかのかわをわたるとうみもみえる
こいのおさなさばかりがのこるこのまちを
なみだながさずにまほうをとおいてぼくはゆく
なつかしくはなやぐとおりをそめているのは
ほおずき
ほおずきがさよならと
とけてゆくまほうのまぎは
もういかなくては
なつのうつくしいひかり
ぼくがもうくらすのはここじゃないけど
あいのうつくしいしくみ
すべてはしゅくふくといまならわかるよ